MEGA Techには、Formlabs東南アジアFormlabsのシニアチャネルマネージャーであるMontyWong氏にインタビューする絶好の機会があります。
Monty Wongは2020年にシニアチャネルマネージャーとしてFormlabs Asia Pacificに入社しました。東南アジア地域のセールスリーダーとして、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムで3D印刷ビジネスのマネージメントを担当しています。
2021年の東南アジア地域に於ける成長計画はテリトリーと業界の対象範囲を拡大し、最先端の3D印刷製品を発売する事です。地域と業界の拡大に関して、FormlabsとSeptillion(タイ)は協力してCLM各国での3D印刷の採用を促進させヘルスケア、自動車、宝飾品のセグメントで拡大を目指しています。更にFormlabsは2021年6月に新しいフラッグシップであるFuse 1SLS製品ラインを販売するための独占的パートナーとしてSeptillionを任命しました。

MITの大学院生として、Formlabsの創設者は3Dプリンター市場に十分にアクセスができないという大きなギャップに気付きました。そして彼らは2011年9月にデスクトップサイズで使い易い手頃な価格のステレオリソグラフィー3Dプリンターを大衆に提供するというビジョンを持ってFormlabsを設立しました。2012年に手始めのキックスターターとしてForm1プリンターのプロトタイプを公式に発表し100,000ドルの資金調達を目指しました。彼らは資金調達の目標を達成しただけでなく、Formlabsは当時のキックスターターとしては史上最高の資金を集めた技術キャンペーンとなり僅か数か月で2,945,885ドルを調達しました。
それ以来Formlabsは誰にでも何でも作れるようにデジタルファブリケーションへのアクセスを拡大するという使命を担ってきました。Formlabsは、ステレオリソグラフィー(SLA)および選択的レーザー焼結(SLS)3Dプリンターのラインで、手頃な価格のプロフェッショナルグレードの3D印刷の標準を設定、繰り返し改善しておりプロフェッショナルグレードの3Dプリンターで世界一の販売を誇っている。これまでにFormlabsのユーザーは、COVID-19パンデミックの最前線で使用された数千万の鼻咽頭スワブを含む8,500万を超える部品を印刷しました。
今年、Formlabsは世界初のベンチトップ産業用選択的レーザー焼結(SLS)3DプリンターであるFuse 1を発売しました。Fuse1は、SLSプリンターが提供する独自の利点を改善すると同時に、あらゆる規模とタイプの企業がこれまでに無い手頃な価格と使い易さにて利用できるようにしています。
Formlabsの用途の広いプリンターと印刷材料を採用する事はAECゾーンに広がる幅広い業界のユーザーにとって有利です。ヘルスケア、歯科、製造、自動車、航空宇宙およびに防衛、エンジニアリング、教育、宝石、オーディオ業界などを始めにあらゆるイノベーションのスピードの向上と製造コストの削減から恩恵を受ける事でしょう。
スケーラブルなハードウェアを備えた世界クラスの材料開発Formlabsマシンによりユーザーは製品開発サイクルと製造プロセス全体を制御できます。最初のコンセプトデザインの反復から直ぐに使用可能な製品を即生産可能なナイロンの製造まで難なくこなせます。特にエンジニア、製品設計者、製造業者は設計の自由度、高い生産性とスループット、部品あたりの低コスト、およびに実証済みの実績からFuse 1SLSプリンターを選択しています。生産を社内で維持する事でプロジェクトや生産を外部の業者に委託する際に費やす時間と費用が大幅に削減できます。
Article by: MEGA Tech
Reference: https://formlabs.com/